北海道旅行(道東)
旅行日:2009年7月26-29日

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第一日  第三日  第四日  


<7月27日(月)>

ホテルで朝食をいただき、7:30頃に出発しました。本日の第一目的地は
ウトロ。10:30発の知床観光船(硫黄山航路)を予約してあるので、ウト
ロに10時過ぎに到着しなくてはなりません。網走を出て、東に走るとま
ずは「小清水原生花園」が見えてきます。レストハウスはまだ営業前で
したが、原生花園へは自由に出入り出来るので、早速鑑賞。時期が悪か
ったこともあり、花はあまり咲いておらず、敷地も想像していたほど広
くない(というか有り体にいうと狭い)ため、ちょうどいい時間つぶし
になりました。
オホーツク海沿いにさらに東へ。ウトロの手前の「オシンコシンの滝」
で車を停め、見学。崖に張り付くように細長い駐車場が続いています。
私の停めた位置からは、数分歩くと滝が見えてきます。滝壺近くはさら
に気温が下がっているのがわかります。幅が広い迫力のある滝でした。
オシンコシンの滝からウトロまではすぐ。街に入ると、いろんな業者の
知床観光案内看板が立っています。今回私は、道東観光開発の「知床観
光船
を予約していますので、その案内所を探します。他のお店を過ぎて、
岩をくりぬいたトンネルの直前に建っていました。が、駐車場がない!
仕方がないので道ばたに停めてチケットを購入し、トンネルを超えて町
営駐車場へ。こちらは一日400円でした。少し面倒ですが、先に町営駐
車場に停めてから、チケット購入に戻ったほうがよかったのかも知れ
ません。

到着した時には、すでに観光船(おーろら2)への乗船は始まってお
り、私も早速乗船。写真を撮るときは、デッキのほうがいいのですが、
復路はゆったり座っていたいので、特別船室に席を取りました。この
席は出航後、400円を支払うことで、座席指定の扱いを受けることが出
来ます。チケット購入後、早速デッキにでて写真撮影。風の音が大き
く、あまり説明が聞き取れないのが欠点です。なので、乙女の涙と男
の涙、どっちがどっちだか解らなかったり、いくつか岩を見落とした
りしたようです。でもこの知床の風景、写真では切り取れないですね。
是非現場に行かれることをお薦めします。今回私は大型船を選択しま
したが、個人的には正解。たぶんクルーザーだと復路が辛かったと思
います。
波も穏やかで、ゆったりとしたクルーズを楽しむことができました。
ヒグマは見ることが出来ませんでしたが(知床岬コースでないと無理
なんでしょうか?)知床の自然に触れることが出来て、大満足の船旅
でした。

90分の船旅を楽しみ、まずは昼食。当初羅臼にて昼食を摂る予定だっ
たのですが、なぜか異常にお腹がすいたので、目に付いた「漁師の店
かにや ホロベツ店
に飛び込みました。残念ながらウニの入荷量が少
ないということで、ウニ丼がなかったのですが、大量のタラバが入っ
た五色丼を堪能いたしました。窓からは、知床の海が見えており、味
・ロケーションともいいお店でした。

昼食後は、知床峠へ。ところが、ここまで比較的よかった天気が急激
に悪くなってきます。峠に着く頃には、霧で前方視界が30m程度に。
ミルクの中を走っているような気分で、知床峠の駐車場に車を停め、
外へ出ると...寒い! 体感温度はヒトケタです。知床八景という
ことで、眺めがいい場所らしいのですが、まったく外れでした。早々
に出発し、今度は東側の街「羅臼」へ。「道の駅知床・らうす」は、
羅臼漁協の店があり、魚介類や昆布を購入することが出来ます。。利
用させていただいたのは、舟木商店さん。きれいなホッケがあったの
で、宅配していただきました。他にも、キンキや姫たら、いくらなど
もありました。現地だと真空パックではないものを購入出来るので、
助かります。少し先に、『北の国から』の撮影に使われた「純の番屋」
があり、食事が出来るようになっているのですが、そちらも舟木商店
さんが経営されているとのことです。

今度は海沿いを南下。野付半島を目指します。天候は回復してくれず、
いまにも降り出しそうな曇天続き。天気がよければ見えるといわれて
いた北方領土(国後島)もまったく見ることが出来ない状況でした。
野付半島に入っても、道のすぐ両側に迫ってきているはずの海が見え
ない!非常に残念な結果になりました。
野付半島のネイチャーセンターに車を停め、外に出てみたところかな
り寒く、小雨が降ってきました。トドワラへは徒歩30分ほどという
ことで、見学を断念。トドワラへ行くには、対岸から観光船を使った
ほうが楽なようです。ぬかるんだ道を30分歩くのはかなり辛いです。

当初の予定では、この後中標津の「開陽台」へ行くつもりだったので
すが、雨が降っている中、視界も期待出来ないので、断念。標津町の
標津サーモン科学館」へ。この科学館は、30種類以上のサケ科の
魚が展示されており、餌を与えることも出来る施設です。別棟には魚
介類の直売所や昼食用のレストランもあります。思ったよりは楽しめ
たかな。

まだ16時過ぎだったのですが、ここで本日の観光を断念。宿泊地であ
る「トーヨーグランドホテル」へ移動しました。ホテルは、少し前の
シティホテルといった感じ。全体にくたびれています。それでも露天
風呂付きの温泉があるので、ゆったりとすることが出来ます。夕食は、
館内にある「炉端 開陽台」を利用。ホテル内の施設にしては、なか
なかでした。ウニと韮を卵でとじたものとか、つくねなど、完成度の
高い料理をいただくことが出来ました。

※この日の行程ですが、「直CUE!勝負 目指せ!北海道完全征服!?道北
・道東編」と似ていたりします。野付半島へ渡るのに、船使っていた
り、メロディ道路を経由していたりと細かな部分は違うのですが、目
的とする観光地は同じようなもの。事前にDVD見ていたから、影響受
けたのかな? この作品は「ミスター」が関係している割には、まと
もな旅番組になっています。まあ、ところどころ「どうでしょう」な
んですけど。

(by たぬちゃん)