津軽 その3
旅行日:2003年2月14日-16日

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・2月16日 → 写真は別ページにて

前夜はそんなに遅くまで起きていなかったのに、7時30分に設定した目覚ましが
なるまで熟睡してしまいました。やはり夜行は眠りが浅くなってしまうようです。
前日購入したコーヒーで強引に目を覚まさせ、なんとか集合時間の8時30分まで
にロビーにたどり着きました。

今日もすごくいいお天気です。風がほとんどないから、下手したら京都より暖かく
感じます。幸先がいいやら悪いやら...

車はレンタカーと幹事さんの自家用車の2台。12人が適当に分乗して出発です。
目指すは「竜飛崎」 私が乗り込んだレンタカーにはナビが付いていたのですが、
地元民幹事さんの車のたどるコースはナビにでていません。結局ほとんどナビは役
に立ちませんでした...

途中「
道の駅 いまべつ」で休憩。ここは津軽二股駅と津軽今別駅が隣接していま
す。津軽今別のほうは一日たった二本しか電車が止まりません。ふたつの駅は階段
で結ばれています。なぜ同じ駅名にしなかったのでしょうね?確かに津軽今別駅は
JR北海道の、そして津軽二股駅はJR東北の駅ですけど...
※津軽線(津軽海峡線)の北海道と東北の分岐駅は中小国駅となり、津軽今別駅は
本州側にあるにも関わらずJR北海道管轄になります。

小休憩の後、竜飛崎目指して再スタート。途中路面が凍結しており、すべりやすい
箇所がありましたが、概ね問題なく竜飛崎に到着。竜飛漁港(そういや鉄腕DAS
Hでつれたか丸がここをベースにしてましたね)を通って有名な「階段国道」を目
ざします。ここは担当者が地図上だけで判断して国道339号としたという話しが
ありますが、真偽のほどは定かでありません。三厩側(というか下側)の入り口に
は、国道339号(普通に車が走れる)から山側に折れていく細い路地が赤くマー
キングされており「国道」であることを示しています。そこから何度か路地を折れ
るといよいよ有名な階段国道が始まります。標高差が約70m。階段総数は362
段、全長は約400mだそうです。もともとは急な山道だったんですが、途中に小
学校などがあり(今はない)、通学時に危険だということで昭和49年に階段がつ
くられたそうです。

階段国道の標識


TVなどでは麓のわずかな部分だけが写ります。が、実際は上記のようにかなり長
いです。はっきりってかなり疲れます。途中で挫折してもどうしようもないので、
体力に自信のない人はあきらめましょう。(いや、マジで冬場はしんどい。なんせ
足元がすべる、すべる)

階段国道を登り切ったところには「竜飛灯台」があります。「ごらんあれが竜飛岬
北のはずれと」という「津軽海峡冬景色」で有名な場所ですね。通常は、かなり風
が強く、長時間いられる場所ではないということでしたが、当日はすごくお天気が
よく、また風もなかったのでかなりゆっくり出来ました。しかも遠くには北海道も
眺めることができ、なかなかきれいな場所でした。惜しむらくは「津軽海峡冬景色」の
歌碑が見つけられなかったことでしょうか。

ここからは十三湖経由で金木へ向かいます。途中青函トンネルの本州側入り口を見
学。津軽二股駅で、一名とお別れして、十三湖湖畔で昼食。
しじみラメーンを食し
ました。なかなかにおいしかったです。

金木では、まず芦野公園へ。本当はここは地吹雪がすごいところらしく、それを体
験する予定だったのですが、まったく正反対の気候。さすがに雪は深く、腰あたり
まで埋まってしまいましたが...
太宰治の生家である「斜陽館」も当然見学しましたが、正直太宰に感心のないメン
バーはお疲れモード。私自身も興味ないんで、コメントは差し控えます。

私のオフ参加はここまで。青森空港まで送ってもらいました。飛行機も定刻通り飛
び無事帰宅することができました。

PATIOに参加していなかったら、冬の青森に行くことはなかったでしょう。また幹事
さんにいろいろ案内してもらえたから、短時間でいろいろなところが見学できまし
た。本当にありがとうございました。

写真はこちら

(by たぬちゃん)