津軽 その2
旅行日:2003年2月14日-16日

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・2月15日 → 写真枚数多いので、こちらへ

パティオメンバーとの合流は午後2時30分となっていたので、とりあえず荷物を
コインロッカーに預けて、青森市内見物へと出かける。まず目指すべきは三内丸山
遺跡だ。この遺跡は、野球場建設時に見つかった、大規模(約25ha)な縄文時代の
集落跡です。1993年9月に球場建設に着手して、翌年8月には遺跡保存と球場建設の
中止が決定するというすばやさ。どこぞの自治体とは大違いです。

駅からはバスがでているという事前情報があったのですが、乗り場がよくわかりま
せん。さらに時間もつかめないので、タクシーを利用することに。約15分で1700円
でした。遺跡に到着したのがちょうど9時。この時間に遺跡があきます(っていう
か見学通路が解放される)まずは昨年秋に出来たばかりの「
縄文時遊館」へ。なに
があるという訳ではないのですが、すごくきれいな建物です。そこから時遊トンネ
ルを通って、いよいよ遺跡へ。まず目に飛び込んできたのは一面の銀世界でした。
主要な通路は圧雪されているのですが、ちょっと脇道に逸れると膝あたりまで足が
埋もれます。遺跡は想像していた以上に広く、全体を回りきるのに1時間以上かか
りました。冬の間は遺跡が痛むので、埋め戻してあるということや、そもそも雪で
遺跡はみることが出来ません。いくつかの復元建造物が建っているだけです。ここ
は雪のない季節にもう一度見学に来たいですね。

再び青森駅へタクシーで戻り(一応タクシー乗り場はありますが、常駐しているタ
クシーはありません。偶然空車が来ましたので助かりましたが...)今度は浅虫
温泉へ。こちらはPATIOメンバーが日曜日に宿泊する予定の温泉街です。私は仕事
の都合で宿泊出来ないので、本日中に温泉につかろうかと考えての行動です。JR
で浅虫温泉までは約20分。駅前にある「
ゆーさ浅虫」を目指します。ここは道の駅
となっており、350円で入れる立ち寄り湯があります。が、私の目に飛び込んでき
たのは「本日休業」の張り紙...なんか男湯だけ床掃除のため、休業だそうです。
失意の私は、駅前に停まっていたバスで青森へとんぼ返りしました。
※温泉旅館の中には立ち寄り湯を受け入れているところもあります。でも平均千円。
350円で入れるところもあるのに、そんな高いの嫌じゃないですか。

三度青森駅に降り立ったのは丁度お昼時。駅前の大黒寿司に入りました。威勢のい
い大将に迎えられ、注文したのは「特上寿司」1700円也。でもなぜか出てきたのは
「上寿司」1300円也でした...なじぇ? まあおいしかったからいいけど。

次に向かうは、青函連絡船メモリアルシップ「
八甲田丸」 案内に従って桟橋のほ
うに向かうも、道路工事中で、どこから入ればいいのか分からない状態です。私の
頭によぎったのは「冬季休業」だったのですが...工事現場を抜ければ乗船する
ことは出来ました。残念ながら冬季は甲板や煙突展望台には行けませんが、機関部
や車両甲板など、往時が偲べる展示物があります。出来ることならば、車両甲板の
線路は完全に保存しておいてもらいたかったです。さらに言えば、桟橋の可動橋も
残っていれば最高。まだまだ整備中という感じでしたから、これからに期待しまし
ょう。

そうこうしているうちに集合時間になり、またもや青森駅に逆戻りです。今回のオ
フ参加者は12名。うち弘前城見物で若干遅れる夫婦1組を除いて時間通りに全員
が集まりました。その後地元放送局にお勤めの幹事さんの案内で当日のお宿である
JAL CITY青森に向かいました。途中「わいはー」という怪しいネーミングのお店な
どで盛り上がりながら、ホテルに到着。7組9名がバラバラにチェックインすると
いうホテルにとっては、大迷惑な集団となりました。

到着してすぐ移動するのは辛かろうという幹事さんの計らいで設けられた休憩時間
を利用して、ホテル近くの観光物産店(
アスパム)や、その裏手の青い海公園など
を散策。ホテルロビーで再集合して、バスにて放送局へと移動します。我々12名
のせいでバスは超満員。地元のかたの「今日はなんか混んでるね」という言葉に気
持ちだけ小さくなる我々。

ここからは放送局見学をさせていただいたのですが、諸般の事情で割愛。普段見る
ことの出来ない場所も見ることが出来て楽しかったです。
歌会は、スタジオの片隅で。でも見学に思ったより時間をとってしまい、ミニミニ
歌会となりました。でも「津軽」歌えたからいいや。

夕食は、ごじゃらし(だったかな?)というお店で。「2階です」といわれ、階段
を上ると、そこにはカラオケステージとスナックのようなソファが...しばらく
固まってしまいました。実際にはその奥のお座敷が会場だったのですが...お酒
は自分で冷蔵庫から取ってくるなど、結構変わったお店でした。料理はおいしかっ
たです。イカのお刺身が最高。お鍋もおいしかった。結構酒飲みの多いメンバーの
割りにすごく静かだったもん。みんな食べるのに必死でした。

その後駅前のカラオケボックスで二次会(といっても全員参加) なぜかオープニ
ングナンバーは「地上の星」 その後はさださんあり、かぐや姫あり、アリスあり
とその年齢層を暴露しながら、ラストは「奇跡」でしめました。まだ飲み足りなそ
うなメンバーが若干一名いましたが、誰も同調せず途中コンビニで翌日の朝食を調
達して(この際、夫婦組と独身組が別れた。っていうか夫婦組がコンビニに行った
とき、我々独身組は朝食のことを忘れていた。しばらく歩いてから気が付いたとい
うこと。この判断力の鈍さが我々の現状を表しているのかもしれない)ホテルに戻
りました。

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その3へ続く

(by たぬちゃん)