津軽 その1
旅行日:2003年2月14日-16日

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・2月14日(出発)日本海1号

『瀟々と吹く風に雪煙 土蜘蛛のごとく踞る林檎の木』
を体験したくて「厳冬の」津軽へと行ってまいりました。2002年6月の諏訪以来の
NIFTYのさだPATIOのオフへの参加です。ですから青森市内での「歌会」もスケジュ
ールに組み込まれています。

津軽に行くのならば「上野発(じゃないけど)夜行列車」で行くのが正しいだろう
と勝手に考え、14日の日本海1号で旅立ちました。しかもA個室(シングルデラック
ス)! ほんのわずかの贅沢をしてみたかったもので...

かなりくたびれた感じの列車に乗り込みます。通路は想像以上に狭い。人一人がぎり
ぎり通れるくらいでしょうか? 部屋もせまいです。でも入り口ドアの上にある荷物
収納スペースが大きいので、下手なビジネスホテルよりは収納性が高いです。

部屋に入ってまず目につくのは小さなTV。地上波や衛星放送が入るわけではなく、
映画が繰り返し放映されています(今回はミスタールーキーだった)ビデオデッキや
入力端子もついていますので、手持ちのソースがあれば、それを楽しむことも可能な
ようです。

通路との扉を入って左手(偶数番号の部屋の場合)にも扉があります。トイレの扉と
勘違いしそうですが、これはとなりの部屋へ行くための扉です。通常は双方に閂鍵が
かかっており、それを双方ではずすと行き来出来るようになります。二人で旅行する
ときには便利ですね。他に室内には洗面台があります。相対的にくたびれた調度です
から豪華さは期待しないほうがいいです。
でもなんといっても「個室」ですから、ゆ
っくり過ごせることは間違いありません。かくいう私も途中お隣の声に悩まされまし
たが(謎)2時頃から5時頃までは熟睡していたようです。

日本海1号のサボ

わかりにくいですが、通路です

室内

使い込まれたテレビデオ
これが問題の隣室への扉
このせいで...
部屋の鍵はカード式です。ボタンを押してからカードをスロットに挿入します。

一晩明けて外を見ると、一面の銀世界になっていました。光量が足りないので、写真
を撮ることはできなかったけど、すごくきれいでした。青森駅には定刻の8時30分
に到着。確かに寒いけど、確かにちょっとだけ雪がちらついているけど、思ったほど
の北国らしさはありませんでした。雨男が雪国に行くと、そういう結果になるのでし
ょうか?(爆)

鷹巣駅・いかにも雪国 結構雪がこびりついています。 青森から牽引するドラえもん型機関車 青森駅は雪の中じゃなかったです...

その2へ続く

(by たぬちゃん)