夏長崎から(長崎)
旅行日:2006年8月4-7日

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<8月4−5日>

今年が最後となる「夏 長崎から」 8月6日が日曜ということで日程的に
恵まれていませんでしたが、昨年のレポートで宣言した通り、無理矢理休み
を取り参加することにしました。(夏期休暇明けの初日を休むことになるの
ですが、なんとかなるでしょう〜なんとかなった)

昨年は、鹿児島−宮崎−熊本経由で長崎入りしましたが、真夏の稲佐山は想
像以上に体力を使うということで、今年はおとなしく直接長崎入りすること
に。とはいえ、飛行機で行くのでは芸がないので、4日夜発の寝台特急あか
つきで移動することに。どうせならということで、A個室寝台を奮発。以前
日本海の個室寝台に乗車しているので、二度目の個室寝台となります。

寝台に乗ってしまうと食事がとれないため、京都駅八条口で早い目の夕食。
その後ホームで友人と合流(さだPATIOの友人ですが、偶然同じ寝台で行く
ことになりました) あかつきに乗り込むと「寒い!」真夏だというのに、
無茶苦茶寒い! エアコンが10度台に設定されていたようです。
友人も個室寝台だったのですが、お約束というか隣同士の部屋。前回もあっ
た扉(隣の部屋と行き来できる。前回はこの扉のせいで熟睡できなかった)
を開けてみたりと大はしゃぎ。睡眠時間が短くなっていきました。

明けて5日。定刻通りに長崎駅へ到着。平和祈念公園へ移動し、二人で平和
祈願。そこで友人とは別れ、私は浦上天主堂へ。その後如己堂を再訪し、改
めて平和への想いを確認。そこからタクシーで長崎文化博物館へ。お白州が
再現されていたり、なかなか見応えのある博物館でした。
さすがにお腹が減ってきたので、昨年行きそびれた「吉宗」へ。茶碗蒸しと
蒸し寿司をいただき満足。

行くたびに綺麗になっていく出島に少しだけ寄り道をし、新しく復元された
建屋の見学。長崎では「さるく博」が開催中で、複数の観光施設に入ること
が出来るチケットを使っていたからの贅沢です。

今年の観光目玉は「軍艦島クルーズ」 なぜか長崎湾の観光クルーズは事前
申し込み制になっており、昨年は行けなかったのですが、今年は事前に申し
込みをすませておきました。想像していたよりも多くの乗客とともに、軍艦
島へ。残念ながら上陸することは出来ませんが、島の周りを一周して炭坑が
華やかだった時代を想像することが出来ました。人工島でありながら、人に
見捨てられた島。不思議な感じがします。

夜は、さだまさしPATIOメンバーと江山楼で宴会。非常に楽しい時間を過ご
すことができました。私たちが宴会をしていた下の階では、さだ企画が前夜
祭を開催されていました。なもので、店の周りには追っかけの人たちがたく
さん。私たちの宴会のほうが先に終わったのですが、さだ企画お席の前はピ
リピリした雰囲気になっていました(どこでもですが、アルバイトが「特権
意識」を持ってしまい、強圧的に出てしまう)

その後は軽くお茶だけして、翌日に備えることに。なんせファイナル。昨年
に比べて、長崎の街を歩いている人が多いんです。整理券を取りに行った人
の話では「すでに4ケタを越えている」とのこと。当初の予定では、お昼を
食べてから、稲佐山に登るつもりだったのですが、嫌な予感がするので、朝
から山に向かうよう予定を変更。それぞれのホテルに戻りました。

<8月6−7日>

予定通り午前9時に駅前に集合して、タクシーで稲佐山へ。驚いたことにす
でに列が昨年の数倍以上に伸びています。昨年以上の暑さの中、開演をひた
すら待つことに。次々に上がってくるタクシー。お昼前には、昨年開場時の
人数を大幅に超える行列になっていました。このままだとイベントバスでき
ても入れないんじゃないか? そう思わせる人数。実際開場時には、イベン
トバスを止めていたようです。あまりの人に集合写真も撮れない状態。売店
のすぐ前まで人が入っている状況です。開演後、周りを見ると会場外の山に
も人垣が...ものすごい人数になっていました。

−−−−−コンサート内容はコンサートレポにて−−−−−−

途中から涙腺決壊状態だったコンサート。終了後もしばらく放心状態が続き
ました。
バスに乗るのも大変な状況で、1時間以上かかって麓へ。そこからは即タク
シーに乗り込み思案橋へ移動。前日探しておいた遅くまで営業している居酒
屋へ飛び込みました。この選択は大正解だったようで、駅前の居酒屋は軒並
み満席だったそうです。至福の生ビールをいただき、閉店の2時までまった
り。この飲み会で一年の疲れがとれていくような気がします。

明けて7日。
朝一番にグラバー園へ。こちらも毎年訪れていますが、やはり長崎に来たか
らには、見ておきたい名所です。大浦天主堂も訪問。今回資料館があること
に初めて気がつきました(^^; いままでどこを見ていたのでしょうね。
そこからタクシーで思案橋へ。福砂屋のカステラなどお土産を購入。昨年は
松翁軒だったので、違う店にしました。最後は江山楼でさだPATIOのメンバ
ーと皿うどんを食べることになっているので、新地へ移動。とんぽうろうな
どを満喫しました。
昼食後メンバーと別れ、唐人街を散策。名残惜しいものがありましたが、
昼には長崎を離脱。今年もかもめのグリーン車利用です。

今回はあまり観光に時間をとれませんでした。しかし「夏長崎からファイナ
ル」 これに参加できたことは一生の宝になります。平和について考えると
いうこともそうですが、それ以上にこれほどすばらしい音楽を聴けたこと、
すばらしい仲間と語り合えたこと。本当に大切な思い出となりました。


(by たぬちゃん)