和倉温泉
旅行日:2002年8月3日-4日

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・8月3日
 昨年はTDLに行ったりした夏期休暇ですが、この年は特に予定もなく家でゆっくり過ごす
つもりでした。が、急遽親と和倉温泉に行くことなり、ほぼ一週間前にJTBにて宿を探して
もらいました。とれたのは、加賀屋グループの「あえの風」というお宿。直前での決定だ
ったため、予定らしい予定もなく京都を朝8時頃に出発。途中近鉄東寺で叔母をピックア
ップ。そのまま京都南インターから名神−北陸自動車道を抜けて、一路金沢へと向かいま
した。
 金沢に着いたのはちょうどお昼前。金沢に来るのは数度目ですが、前に来たのは学生時
代。お昼はマクドかなんかで済ませてますから、まったくお店の知識がありません。かろ
うじて「近江町市場」という名前がインプットされていましたので、とりあえずそこに向
かうことにしました。狭い路地を抜けたところにある駐車場に車を停め、市場内へ。鮮魚
店に混じって飲食店も並んでいますが、どこがおいしいのかさっぱり分かりません。結局
一番最初に見つけたお寿司屋さんに入ったのですが、安くておいしかったです。京都の基
準で考えると、どこに入ってもよかったのかも知れません。

次に向かうは「千里浜なぎさドライブウェイ」。羽咋市にある砂浜を約8kmにわたって車で
走れるという不思議な場所です。車を止めるとそこが海水浴場。シーズンオフに来ると、
波打ち際を疾走することも可能です。当日は曇り空で風も強く海水浴客はほとんどいませ
んでした。

これは間違いなく砂浜です 運転しながら撮るのは難しい(^^;

羽咋市から東に抜けてしまえば和倉温泉なんですが、ちょっと時間があまりそうだったの
で、能登半島の西海岸を北に向かってみました。「どこまで」という目的がないと走りに
くいため「能登金剛」を目指すことに。海外沿いの快適な道路を走ること1時間程度。よ
うやくたどり着いた「厳門 鷹の巣岩」は特になにもないところでした...レストハウ
スがあることはあるんですが...まあ、そんなもんか。

ここが特になにもなかったところ
お天気がよかったらもう少し見方も変わったのか
もしれませんね。

和倉温泉に着いたのは、午後4時頃。温泉宿に入るにはちょうどいい時間となりました。
お宿から道路をはさんだ向かい側が駐車場だったので、私はなんの迷いもなく自分で駐車し
たのですが、どうやら普通はお宿の玄関に乗り付けて、そこからお宿の方が移動してくださ
るというシステムになっていたようです。あわててお宿のかたが荷物を受け取りに走ってこ
られました。
チェックインをすませますと、支配人さんが名刺をくださりました。ご挨拶というのはよく
あるんですが、名刺までいただいたので、思わず「なんか会社関係であったっけ?」と焦っ
てしまいました。お部屋もすごくきれいで、お風呂も温泉ですごく快適。従業員の方々のサ
ービスも「出過ぎず、不足せず」と完璧でした。さすが加賀屋グループです。
夕食は、お食事処で。真ん中の舞台に向かって個室になっておりまして、掘り炬燵方式のお
座敷なのですごくゆったりしています。舞台ではショーが開催され、それを楽しみながら食
事をするという趣向になっていました。お酒も北陸地方の地酒が10種類以上あり、どれも
が1合で注文可能。グラスもお酒の種類に合わせて変えてもらえるなど、すごく満足できま
した。もちろんお料理もすごくおいしく約2時間、ゆったりと楽しむことが出来ました。
茶寮の宿 あえの風」の名前通りのサービスです。
サービス、食事の質、お風呂に関して言えば私の中では「最高点」です。日本旅館のいたれ
りつくせりのサービスが辛い私にとっては、すごく過ごしやすいお宿でした。

その2に続く

(by たぬちゃん)