35周年記念コンサート
大阪フェスティバルホール


2008年10月 9日(木)

<曲目>

<さだまさし>
<第一部>
  1.長崎小夜曲
2.絵はがき坂
3.指定券
4.最終案内
5.フェリー埠頭
6.殺風景
7.春雷
8.フレディもしくは三教街

<第二部>
9.北の国から
    メインテーマ〜五郎のテーマ〜
    純のテーマ〜
    蛍のテーマ〜メインテーマ
 

10.案山子
11.献灯会
12.October
13.秋桜
14.関白宣言
15.天然色の化石
16.防人の詩
17.まほろば
18.修二会
EC.風に立つライオン



        

 

 


<メンバー>
さだまさし:
ギター 石川鷹彦/ベース 岡沢 章/Eギター 松原正樹
マリンバ・パーカッション 宅間久善/ピアノ 倉田信雄
パーカッション 木村"キムチ"誠/ドラムス 島村英二
オーボエ 庄司さとし/サックス ボブ・ザング

 

<たぬちゃんの感想>
今回のコンサートは平日開催だったのですが、2008年末でフェスティバルホールが建て替えられるというこ
ともあり、有休休暇をいただいて参加することにしました。さすがにフェスコンサート。取れた座席は2F
の後ろから2列目。でも会場全体を見渡すことが出来、思ったよりいい席でした。フェスの座席は、どこで
も舞台がよく見えるので大好きです。なお今回は3名参加(母・叔母)となっております。
偶然ではありますが、この日は「フェスティバルホール200回目」のコンサートとなっており、さださん自
身の35周年と相まって、W記念コンサートとなりました。フェス100回目のコンサートの際に、フェス従
業員のみなさんから100本のバラがプレゼントされ「200回の時は200本プレゼントしましょう」という約束
があったそうで、舞台中央には「200本のバラ」が飾られていました。さださんがフェスを愛していたのと
同様、フェスもさださんを愛してくれていたんですね。

コンサートメニューは35周年ということもあり、比較的古い曲を中心に構成されています。おなじみの曲
を現在のバンド+管+ドラムスという豪華なサウンドで聴くことが出来ました。メンバーは皆、さださんの
コンサートを多数経験されている方ばかりで、超一流のミュージシャンばかり。さすがに安定したサウンド
で聞き慣れたはずの曲の新しい魅力を感じることが出来ました。「October」は逆にさださんだけの弾き語
りだったのですが、これはまだこなれていなかったのかな? 珍しくコード間違いが多く、変な緊張感をも
った演奏になってしまっていました。あまり弾き語り向きの曲じゃないような気もしますね。「天然色の化
石は、初期Verに戻っていました(God Bless Youが復活)この曲から「修二会」までの流れは鳥肌ものでし
た。一気にたたみかけてくる曲たち。やはりすごいですね
ところが、本日はアンコールにもすばらしいものが...前回のツアーから参加されているパーカッション
木村"キムチ"誠さんの歌声とパーカッションでスタート。澄み渡る声と力強い太鼓の音は、アフリカの大自
然を喚起させます。いやあ、この「風に立つライオン」は素晴らしい。この演奏はもう一度聴きたいです。
2008年末でフェスはなくなります。「神様が造りたもうたホール」とまで言われたすばらしい音響。もう一
度作っても同じものは出来ません。今回のコンサートは、ホールとミュージシャンが一体となって創り上げ
ていった芸術作品。その場にいることができたことを感謝します。
(by たぬちゃん)

さだまさしTop戻る

Topへ戻る