季節の栖
(大阪フェスティバルホール)1999.10.15

さだまさしTop戻る

Topへ戻る


<曲目>

   唐八景(overture) 
 1 風の篝火
 2 案山子
 MC 今夜のコンサートはバラード中心。よく寝られるコンサート。
 3 木根川橋
 4 道化師のソネット
 MC LAで免許をとった。最初のドライブで衝突事故! 相手の対応にあこがれる。日本でぶつけられたときに同じことをしようとしたが失敗。
 5 無縁坂
 6 檸檬
 7 主人公
 MC メンバー紹介
   毛利さんが、スペースシャトルで「ほのぼの」を宇宙に持っていってくれる。
 8 夜間飛行
 MC オーロラ基金のコンサートの話。
 9 ふるさと
 10 本当は泣きたいのに
 MC ロスでジミー・ハスケル氏と会った時の話。
   ロンドンアルバートホールでコンサートを開けるかも知れない。
   そのときはみんなで一緒にいこうね。
 11 佐世保
 12 遠い海
 13 驛舎
 14 桜散る
 MC 締めの挨拶。元気で!
 15 飛梅
 16 修二会
 17 ひき潮
 EC 1 聖夜
 EC 2 防人の歌
 EC 3 夢の夢

たぬちゃん 感想

今回も母親と一緒にいくことになりました。まさしんぐWorldの先行発売の時に手配が出来ず、チケット発売日の夕方になってから購入したので2階席になってしまいましたが、なんとこれが大正解(^^; いやーよかったっす。

唐八景からスタート(この曲って「とうはっけい」って読むんですね。私はずっと「からはっけい」だと思いこんでいました(^^;続いて「風の篝火」「案山子」とギターが中心の曲が続きます。ギターの音っていいですねえ。

「木根川橋」では先生ならぬ石川さんがお休みになられました(^^ ←芸が出来るギタリスト

「道化師のソネット」が続いたんですが、今日のさださん絶好調。身震いがするほど高音に張りがあります。2階席ということで音響はダメかなと思っていたのですが、1階で聴くよりも音に迫力があります。

免許証の話は、かなり前のコンサートでもネタになっていましたね。リバイバルというやつでしょうか(LAの話への伏線になっている訳ですが..)

今回のツアーはいきなり日程変更があったのですが、その理由を公開。毛利さんから打ち上げに招待されていたためだそうです。でも結局は延期。コンサートだけが飛んだとのこと。

「夜間飛行」のときの宅間さんのドラムに関心しました。手が動いているのが見えない!
よくあれだけ細かいリズムを刻めるもんですねえ。

「ふるさと」は泣けました。透き通った声! どこぞの姉妹よりもはるかにレベルが高い!会場全体がシーンとなってしまいましたね、すごいものです。「佐世保」はCDで聴いたときはあまり好きな曲でなかったのですが、今日一番好きな曲になりました。

「飛梅」「修二会」この2曲はパーカッションの見せ所ですね! 回を重ねるごとに迫力が増していきます。すごすぎるわあ。
アンコール最後の「夢の夢」はギター1本のみ。これって昔のコンサートで「天狼星に」を聴いた時以来でした。もう声の質が最高だったので、ノックアウトされてしまいました。「けれど会いたい」のあと、いきなり終わるというのもすごく余韻が残りました。

前回も思いましたが、最近のさださんのコンサートって「声」を非常に大切にしたコンサートになってきましたね。一時期、シンセやその他いろいろな電子楽器で音を無理矢理厚くしていましたが、私は今のほうが好きです。でもここまでバックバンドのレベルがあがると新人やいい加減なミュージシャンでは、バックを勤められませんね。それぞれの人がそれぞれの担当楽器で自分の世界を構築している。亀山社中も好きでしたが、サウンドのレベルという点では、今のほうがはるかに上に行っているように思います。

今回のコンサートは私のベストコンサートになりました。