「心の時代」1999年1月16日
京都会館

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・曲目一覧

1.心の時代(1番のみ)
2.きみのふるさと
 MC(挨拶・今日のコンサートの主旨・ツウ向けのコンサート
    初心者には辛いかも)
3.ほおずき
4.朝刊
5.あこがれ
 MC(グレープはアイドルだった。カレー事件。若山牧水)
6.第三病棟
7.歳時記
8.天までとどけ
 MC(紅白で充分堪能してもらったからいいよねといいながら)
 MC(千枚漬けを買いにいった。平安神宮で成人式の若者とたくさん
    あったが「えー、こいつほんとに二十歳?」というやつが多い
    「しっかりしている」と「すれている」は違う)
9.北の国から
 MC(みんな声を出してくれたので気持ちいいからもう一曲サービス)
10.秋桜
11.最終案内
12.虹の木
13.小夜曲
 MC(まるでディナーショーのような...1列目の双眼鏡!)
 MC(メンバー紹介。今回も「最上川の写真」ありました)
 蛸踊りをする倉田さんが面白かった...
 MC(プライドを捨てるな! Give Me Chocolate!)
14.不器用な花
15.都府楼
16.神の恵み
 MC(アラスカを愛した2人のカメラマン)
17.極光
18.白夜の黄昏の光

EC.心の時代


たぬちゃんの感想.......

 今回は、初めてづくしでした。誰かといっしょにいったコンサートも初めてなら、同じコンサートに2回以上行くのも初めて... そういった意味でいつもと違った緊張感がありました。

 いつもなら開演の1時間前には会場に入るのですが、今回は母親が一緒ということもあり、会場についたのは開場時間となる17時30分。京都会館の前にはすごい行列が続いていました。「今日は自由席だったんだろうか?」と思わず考えてしまうような混雑。通常4列程度で並ばせるのですが、今回は2列縦隊。そりゃ1000人以上が2列縦隊で並べばすごいことなりますよねえ... もう少し考えて欲しかった。そのためか開演10分前になっても長蛇の列はとぎれることなく、開演は5分程度遅れました。

 今回は前から6列目のほぼセンターという非常にいい席だったため、開演前に緞帳の後ろにさださんたちが現る足音まで聞こえました(わーい、臨場感)。

 コンサートは大阪と同様、「心の時代」からスタート。「きみのふるさと」のあとの挨拶で「今日は通向きのコンサート。初心者には辛いかも知れない」とのこと。もろ初心者の母親を連れてきている私としては若干の不安が(^^; 「ほおずき」「朝刊」「あこがれ」と続くあたりは会場もまだ馴染んでいないようで、全体におとなしい雰囲気でした。でもさださんの声はよくでていたな。この後のMCで例の「カレー事件」ちょっとぼかし気味でした。(会場の雰囲気がこなれていなかったから、どぎついジョークは避けたのかも知れない)

 「第三病棟」「歳時記」「天までとどけ」
 このあたりは私がさださんにはまった頃の曲ですから、すごくうれしい。でも「第三病棟」は何回聞いても涙ぐみそうになります。私の隣にはお医者さんと思われる女性が座っておられたのですが(さだファンの看護婦さんに無理矢理連れてこられた様子だった)、途中からハンカチを目にあてたまま下を向いてしまわれたのが印象的でした。「天までとどけ」−いやー、高音までちゃんと出ているではないですか!
 この後のMCでようやくご当地ネタが...前日に千枚漬を買いにいかれたとのことで、その後に平 安神宮方面に行かれたということから考えると、大安でしょうね。

 「北の国から」
 なーんか、会場から声が出ていませんでした。京都の人ってあまり人前で声をださないですからねえ。少し残念です。

 「秋桜」
 時間がなかったんでしょうか? 百恵さんの話が飛んでしまいました。いきなり「気分がいいからサービス」といって歌いだされました。

 「最終案内」「虹の木」「小夜曲」
 直後のMCのとおり、ディナーショーのような雰囲気(ってディナーショーいったことないですけど)です。綺麗なメロディラインの曲が続いて会場も非常にリラックスした雰囲気になってきました。
 その後メンバー紹介があったのですが、例によって川瀬さんの年齢が話題に。回りのおばさまが「ウソー」と声を上げていました。その後倉田さんの紹介の時には、なぜか「蛸」が話題に。んで倉田さんは蛸踊りしていました。やっぱ、変だわ、あの人も(^^;

 「不器用な花」「都府楼」「神の恵み」
 ここからは、パーカッションが売り! 宅間さんのマリンバがたくさん聞けます。「都府楼」はCDで聞いたときよりはでなアレンジですね。

 「極光」「白夜の黄昏の光」
 「白夜の黄昏の光」は初めて聞いたとき、どうもしっくりこなかったのですが、コンサートで2回聞いてようやくその曲のもつ意味が分かってきたような気がします。

 「心の時代」
 CDとは全然違うアレンジ。でもこのアレンジ大好きです。一昔前の「破」などの時はエレキやシンセで音を厚くしていましたが、ここは生楽器が主。それでもこれだけ厚い音に出来るんですね。

 京都ではアンコールは1曲だけでした。それでも約3時間。初めて連れていった母親はそれなりに満足したようです。特に宅間さんのマリンバの音が気に入った模様。最初は30過ぎた男が母親と二人で行くのもどうかと思ったんですが、結構楽しんでもらえたようで連れていってよかってです。

 次は25周年コンサートですね。チケットがとれることを祈って...