風の篝火オフ(諏訪・辰野・栂池)
旅行日:2005年6月18-19日

写真は別ページに

戻る


「水彩画の蜻蛉の様な(風の篝火 さだまさし)」でおなじみ、辰野の蛍祭りに
今年もニフティ さだまさしPATIOのオフとして参加です。昨年も参加した
このさだパティオのオフ。ってもういいですね。3年同じ出だして統一してみま
した。

昨年同様今年もJRで諏訪へ向かうことにしました。少し早い目の新幹線(7:15)
で名古屋まで。そこからワイドビューしなのに乗り換え、10時30分頃に上諏訪へ
到着(もちろん塩尻で中央東線へ乗り換えています) 集合時間まで間があった
ので、駅前にある丸光百貨店5Fの温泉へ向かいました。百貨店の中にあるとい
う非常に珍しい温泉で、今年の4月にリニューアルオープンしたところです。
そのため中は非常にきれいで、上諏訪温泉のお湯を堪能することが出来ました。
でもお客さんは少ないようで、私が滞在していた30分の間、完全な貸し切り状
態。洗い桶などの感じからすると、その日一番の客が私だったようで...おか
げで営業中の温泉内部写真を撮ることが出来ました。

メンバーと集合後、恒例となったお蕎麦屋さんへ移動。高台にあるこのお蕎麦屋
さん(登美)は、眺めもよくお蕎麦もおいしいという、いいお店です。その後は
原田泰治美術館を訪問。喫茶室でまったりとした時間を過ごし(アイスコーヒー
にポッキーが入っていた。すごく不思議である)、今年のお宿である松本市内へ
移動。駅前にこれも今年に入ってから出来た「東横イン」が本年のお宿です。
荷物を部屋においた後、松本城や市内を散策。駅ビルで食事を取った後、JRで
辰野へ移動。ちょうど松本発の「蛍祭り号」という臨時列車が出ていましたので
ゆっくり座って移動することが出来ました。

今年は、天候不順が原因か蛍の数が非常に少ない状況で、昨年の約1割ほどしか
いませんでした(それでも蛍祭り期間中では、最大数)しかも、あまり飛び交っ
てくれず、ちょっと消化不良な蛍祭りとなりました。でもまあ、自然相手ですか
ら仕方ないですよね。

21:30発の蛍祭り号で松本まで戻ります。かなり空いておりまして、またもや座
って移動出来ました。そういう意味では、非常に楽な蛍祭り見物になりました。

<二日目>
例年は、朝起きてから「どこに行くか」検討していたのですが、前夜あまりお酒
を飲んでいなかったことや、人数がちょうどいいくらいだったため8時30分出
発で、栂池高原を目指しました。途中、道の駅 白馬にて「栂池ゴンドラ・自然
園入園券」の割引券を購入。ゴンドラ駅駐車場に車を置き(一日300円)、6人
乗りゴンドラで自然園を目指します。想像していたよりも、運行距離が長く15
分くらいかかって中腹へ。そこからは巨大ロープウェイに乗り換え山頂へ。建物
から出ると、下界とはかなり温度が違います。道ばたには残雪があり、季節が冬
に戻ったようです。

栂池自然園は標高1900mのところにある湿地帯で、この季節は水バショウがきれい
に咲いています。水バショウを見るのは初めてだったのですが、本当にきれいな
花ですね。自然園は、遊歩道が整備されており、軽装でも十分に楽しむことがで
きます。園内を流れる小川は、雪解け水が流れ込んでおり、手を切るような冷た
さ。雪が残る乗鞍岳や八方尾根などを借景に、澄んだ空気を楽しめました。

「山の天気は変わりやすい」という例え通り、食事をとるために山荘に入ってい
るわずかな間に、雨に変わっていました。やはり雨具は持参するほうがいいよう
です。山で雨にあたると、想像以上に体力を消耗します。

帰路は、大王わさび園に寄り道。今年から「本わさび」を使用するようになった
という「わさびソフトクリーム」を食べ(すごくおいしい)、信州を後にしまし
た。(わさび園おみやげは「わさび醤油漬」 これ、おいしいですよ)

蛍祭りがメインとなるため、初日にあまり動き回れないので、ゆっくり見学でき
ませんでしたが、一度安曇野を目的に旅行してみたいものです。ちひろ美術館な
ど、まだ訪問していない観光地もありますし、なんといっても自然と親しむ時間
がもう少し欲しくなります。

京都からだと、さすがに日帰りが出来そうにないので(体力的に辛い)、なんで
もない土日にふらっと訪れてもよさそうです。

(by たぬちゃん)