出雲大社・玉造温泉・松江

旅行日:2002年10月12-13日

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二日目は午前中に松江に寄っていくことにしました。玉造温泉から松江までは
あっという間。9時前には松江市内に入ったのですが、お城前の駐車場はすで
に満車になっていました。立て看板が出ており「xx西駐車場へお回り下さい」
って字が小さくて見にくいし、そもそも駐車場への道順が書いてない...
もう少し親切な案内が欲しいものです。結局駐車場は塩見縄手を抜けたところ
にありました。私がついたときはまだ空車が多かったのですが、お昼前に戻っ
てきたときには待ち行列ができていました。街の規模のわりに駐車場が少ない
のか、それとも観光のピークなのか。

塩見縄手の近辺に駐車したため、まずは小泉八雲旧居からみていくことにしま
す。旧居のとなりにある記念館で「共通入館券」を購入。これは記念館・武家
屋敷・松江城の入館券がセットになったもので950円。でもなぜか隣の旧居
への入館は別料金になっています。記念館にはあまり目新しいものはありませ
ん。もしかしたら損したかも...それより旧居のほうがよっぽど八雲を偲ぶ
ことが出来ます。共通券で入館出来ないので、すごくすいています。大通りの
喧噪も聞こえず、静かに庭を観賞でき、なぜ八雲がここを好んだのか? 少し
理解できるような気がしました。

旧居前の舗道。塩見縄手はこういう塀が
続いています。
小泉八雲旧居の玄関。大半の人がここか
ら覗くだけで通り過ぎて行く。
居間の風景

そのまま塩見縄手を歩いていくと、武家屋敷があります。中堅武士の屋敷との
ことでそれほど大きなものではありません。室内に入ることは出来ず、縁側か
ら各部屋をのぞき込むことになります。金沢の武家屋敷は中に入ることができ
るんですけどね。その替わりというか、各部屋にはいろいろなものがおいてあ
り、それを鑑賞するという、まあ博物館のようなものと思えばいいでしょう。

ここまでは塩見縄手にあり、そんなに離れていません。が、松江城までは少し
だけ距離があります(約1km)通りに沿って歩いていくという手もありますが
少し遠回りになるので、お稲荷さん(八雲の散歩コースだそう)の横を抜けて
横から回り込みました。ほとんど人が通ってなく、途中から案内板もなくなる
などちょっと不安になりながら歩くこと10分。ようやく松江城が見えてきます。
ここまで来ると急に観光客が増えてきます。天守内部に入ることが出来ますが
階段はそう急でありません。犬山城、彦根城、松本城などはかなり急な階段で
女性はスカートでは無理! って感じですが、松江城はそこまで急ではありま
せん。松本城は無茶苦茶急な階段だったからなあ...

ここまでで約2時間。目一杯駆け足の観光になってしまいました。次はここを
目的地にしてもう一度ゆっくり訪れたい街です。

ここからはもう帰るだけです。境港でお昼ご飯を食べ(境港水産センター内の
市場食堂:海賊にぎりはびっくりします)、前回同様大山を経由して溝口IC
から米子道へ、中国道−岡山道を経由して山陽道へ。夕食は三木サービスの宝
塚ホテルで。そこから中国道(例によって宝塚近辺で渋滞に巻き込まれる)−
名神を通って京都に着いたのは7時頃。

今回、正直疲れました。米子までは行き慣れていたんで、そんなに苦労しない
と思っていたのですが、出雲大社は遠かったです。でも、最大の目的は出雲大
社に参拝するというものだったんで、それが果たせてよかったです。

どうか御利益がありますように

(完 by たぬちゃん)