諏訪・霧ヶ峰
旅行日:2002年7月14-15日

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諏訪湖畔にある「原田泰治美術館
思い起こせば1年前の2001年7月。朝目が覚めた瞬間に思い立って京都からはるばる
300km以上の道のりを来てみれば...「休館日」
 駐車場の前でぼーぜんとする私
1年後、わずか1ヶ月の間に2回もここを訪れるこになるとは、そのとき想像も出来なかった。

この画像は6月に訪問したときに撮影したもの
(だからお天気がいいんです)

ことの発端は、6月に行われたNIFTYさだPATIOの「蛍祭りオフ」だった。ひじょーに
個人的な理由で落ち込んでいた私は、蛍が苦手(別に食ったらまずかったって訳で
はない)だということも忘れて「とりあえず騒ぎたい」という理由で参加を決めた。
そのオフの初日にあこがれの「
原田泰治美術館」を訪問したのであった。結論。すご
くよかった。遠路はるばる(約1000km=往復+片道)きたかいがありました。
で、そのときに次回特別展の案内というのがあり、それが「風うたい 風えがく」 
BSハイビジョンの番組で、原田泰治さんとさだまさしさんが一緒に旅をして、泰治
さんが絵を描き、さださんが歌にするという番組がありました。その時に描かれた絵
の展示会だったんです。こりは行かねば! ということでわずか1ヶ月の間に2回も
諏訪を訪問することとなったわけです。

泰治さんの絵もすばらしかったんですが、泰治さんの絵をキルトにされていたもの、
もうこれがさらにすばらしい。暖かい泰治さんの世界がさらに暖かくなっていました。
ちょっと残念だったのは、団体さんが入っておられてざわついていたのと、係員の方
が一生懸命「触らないでください」といっても触るおじさんが多かったこと...
それが原因で作品との距離が遠くなってしまうと嫌ですね。

蛇足:
この美術館の2Fにある喫茶コーナー。諏訪湖の眺めもすばらしいのですが、飲み物
もおいしいですよ、諏訪湖の周りってあまり喫茶店がないようなので、ここで休憩し
ていくってのはなかなかよい選択かと。

 

前回は「晴れ」だったんですが、今回は雨男の面目躍如ということで「雨」それもか
なりの「大雨」でした。まあ美術館そのものは雨でもいいんですが、あまりの雨のす
ごさに移動時間が思ったよりかかったことと、お昼ご飯を食べに行ったお蕎麦やさん
でかなり待たされたことなどがあり、日帰りが出来なくなってしまいました。という
ことで急遽お泊まり旅行になったのでした。

ということで翌日は、予定がぽっかり空いたので、2002年の春から全線無料化された
ビーナスラインを通って霧ヶ峰に行ってニッコウキスゲを見よう! ツアーを敢行し
ました。朝からどんよりと曇ってはいるものの、雨は降っておらず「湿原に行くんだ
から少々湿り気があったほうが」などと気楽にビーナスラインをとばしました。

全線無料化の影響なのか、それとももともとそうなのかはわかりませんが、車山高原
や霧ヶ峰の駐車場はどこも満杯。入れない車が道路で列を作るので、いたるところで
渋滞が発生していました。でもなんとか霧ヶ峰では駐車場に停めることができ、念願
のニッコウキスゲを見ることができました。名前のように霧が立ちこめる斜面に黄色
の可憐が花が咲き誇っているのは、実に幻想的な風景です。泥炭なのか、足元がすご
くすべりやすいのが欠点ですけどね。(何度かコケかけた)

Upでとるとこんな感じ。たった一日で散る花

まさに霧ヶ峰

このニッコウキスゲに限らずビーナスラインから眺める風景はすばらしいものばかりです。
車山高原もすごく気持ちのいい場所だし、白樺湖もきれい。関西圏から日帰りするのは
かなり苦しいですが、ドライブコースとしては秀逸でした。多分、違う季節に訪れたら
また違った美しさを体験できるんでしょうね。

<終わり>